*基本データ
行った日:2023/10
美術館URL⇒Hara Museum Web | 原美術館 ARC
前回訪問から1年半がたちました。⇒その95:原美術館 ARC - 美術館・博物館・名建築 検索の備忘録 (hatenablog.com)
ジャン=ミシェル オトニエル《Kokoro》2009年
天気が良いので、まずこちらへ向かいます。オラファー エリアソン《SUNSPACE FOR SHIBUKAWA》2009年
このレンズによって太陽の軌道を映し出す観測所です。
虹は、季節、時間、天気によって変化します、今日はこんな感じです。
「青空は、太陽の反対側にある原美術館/原六郎コレクション 第2期 秋冬季」展が開催されている館内に入ります。
以前は展示室内の撮影はできませんでしたが、今回は2つの展示室が撮影可でした。(撮影不可の作品もあります)
奈良美智《誰かが小さな声で叫んでる》《あの日の空から》《ただのガキは知らなかったのさ》《光の中へ》2023年
《My Drawing Room》は貸出中でしたが、スライド作品が上映されていました。Drawing Room の中へ入ることができたこともよかったのですが、何よりこのスライド作品に見入ってしまい、BGMとともに深くしみ込んできます。Harmlosはドイツ語で「無害な」というような意味らしい。
こちらのピグメントプリント作品 12点も興味深い。(特に8番目が・・・大きな写真はありません)
奈良美智《days》2014-2018年(2点)
奈良美智《days》2020年
フェデリコ エレーロ《LANDSCAPE》2008年
鈴木康広《日本列島のベンチ》2014/2021年
廊下を抜けると目の前に広がる景色、牧場の羊をみながら觀海庵へ向かいます。
奈良美智《Mirror》《 Ocean Child》《Full Moon Night》《 Cup kid》《 No Fun!》1999年(右から)
円山応挙/呉春《雨雪山水》二幅 江戸時代
真ん中のオレンジ色はライトの光で2点とも水墨画です。
呉春の作品は、柔らかい線と筆触で夏の雨のしっとりとした空気を表現しています。人物もどこか牧歌的な感じがします。
応挙の作品は、素早いタッチと墨の濃淡により冬の澄んだ空気感を感じさせます。人物や馬は薄い墨と細い線でより写実的に描かれています。2作品とも行く先には家屋が描かれていて、もうすぐ到着するという安堵の気持ちまで伝わってくるようです。
奈良美智《Peaceful Night》2018年
奈良美智《Thinker》2018年
磯崎建築を眺めながら「カフェダール」の屋外テーブルでビーフシチュー。安定のおいしさです。
奈良美智《My Drawing Room》2004/2021年
以前はポストカードは無かったのですが、今回はありましたので早速購入。(品川の原美術館で購入しなかったことをずっと後悔していました、品川のものとは角度がちがいます)