*基本データ
場所:国立新美術館
行った日:2018/6
展覧会 URL ⇒ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか|日本テレビ (ntv.co.jp)
ヴェロネーゼ《女性の肖像》(部分)1560年頃 ⇒作品紹介|ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか|日本テレビ (ntv.co.jp)
暗い背景の中にスポットライトを浴びたかのような女性が描かれています。肌・髪・青いドレス・ヴェール・金の肩飾り、どれを見ても触った時の感触がわかるくらい繊細に色彩と質感が表現されています。ヴェロネーゼは盛期ルネッサンス・ヴェネツィア派、三大巨匠の一人。水の都ヴェネツィアは湿度が高かったためにフィレンツェやローマで多く描かれたフレスコ画ではなく油絵が発達しました。ヴェネツィア派の作品はデッサンの正確さよりも、重ね塗りなどによる豊かな色彩と筆触による感触が伝わるような質感が魅力です。(他の巨匠はティツィアーノとティントレット、諸説あり)
国立新美術館は2007年開館、設計は 黒川紀章 氏、波打つガラスのファサードが特徴。根津美術館からも青山霊園を見ながら歩いて15分くらい。ここから六本木駅まで歩いて5分くらいですが途中に東京ミッドタウンがあり、そこにはサントリー美術館があります。もちろん寄ります。元気があれば森美術館も近くにあります。