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美術館・博物館・名建築のススメ

その21:ガレも愛した清朝皇帝のガラス

*基本データ

場所:サントリー美術館

行った日:2018/6

展覧会 URL ⇒ ガレも愛した-清朝皇帝のガラス サントリー美術館 (suntory.co.jp)

f:id:descri:20210620152452j:plainサントリー美術館は2007年に東京ミッドタウンに移転、都市の中の「居間」がコンセプト、設計は根津美術館と同じ 隈研吾 氏。⇒建築・デザイン 美術館について サントリー美術館 (suntory.co.jp)

チケット向かって右下のシンボルマークは「美」から変化したひらがなの「み」がモチーフになっているそうです。

f:id:descri:20210620152525j:plain右上=エミール・ガレ《おだまき》1898~1900年

花器「おだまき」 コレクションデータベース サントリー美術館 (suntory.co.jp)

左=乾隆年製銘《青地赤茶被魚蓮文瓶》1736~1795年

魚の模様などは青のガラスの上に茶色のガラスを重ねて成形し、その後彫り出して浮彫りにしているそうです。青いガラスにまで模様が彫ってあります。ため息が出ます。

f:id:descri:20210620152833j:plain清朝皇帝とは、1616年に後金として建国し1912年に滅んだ愛新覚羅氏12代の歴代皇帝のことだそうです。12代はラストエンペラー 宣統帝溥儀(せんとうていふぎ)、日本では江戸時代から明治時代のころ。江戸時代の終わりには日本にも薩摩切子などがありました。