*基本データ
場所:東京国立博物館 平成館
行った日:2021/7
展覧会 URL ⇒東京国立博物館 - 展示 日本の考古・特別展(平成館) 聖徳太子1400年遠忌記念 特別展「聖徳太子と法隆寺」 (tnm.jp)左:国宝 薬師如来坐像 飛鳥時代
東京国立博物館の収蔵品は約12万件。その中には、国宝89件と重要文化財648件(2021年3月末現在)がある日本最大の博物館。総合文化展は定期的に作品が入れ替わりますので毎月行っても楽しめます。メンバーズパスという年間パスポートのようなものが2500円で購入できます。
口元に笑みを浮かべた飛鳥時代特有の神秘的なお顔立ちです。用明天皇が病気平癒を祈願して造立しましたが完成前に亡くなってしまいます。(手遅れだったのでしょうか)その後、聖徳太子と推古天皇が用明天皇への弔いの気持ちを込めて完成させました。
薬師如来は現世における病気平癒の仏さまで日光菩薩と月光菩薩が脇侍になります。昼間は日光菩薩が、夜は月光菩薩が24時間体制で病気を治してくれます。さらに光背にはそれぞれ診療科別の仏さまが7体おられ、まるで総合病院のようです。(諸説あります)