*基本データ
場所:銀座
行った日:2019/2
銀座ジャンセン美術館 URL ⇒美術品・絵画の買取・販売は銀座ジャンセンギャラリー (jansem.info)
昔、ジャンセン美術館は大宮にありました、安曇野にもジャンセン美術館があります。⇒ジャンセン専門美術館 安曇野ジャンセン美術館 (musee-de-jansem.jp)ジャンセンは好きでリトを何点が持っています。(もと画商なので卸値で購入)
ジャン・ジャンセン《黄色い服の女》1968年
アルメリア人画家。椅子に座る女性が繊細な線で描かれています。色は茶色とドレスの黄色のみ、眠っているのか下を向き目を閉じています。背景の中に溶け込むように描かれた日常になぜかほっとするような気持になるのは、アルメリアという国が持っている歴史的背景のせいなのでしょうか。
ジャン・ジャンセン《カプリーヌ》1985年
画名は《カプリーヌ》ですが画面の中には2人の女性が描かれています。背景が斜めの線で2等分され朱色と薄い茶色に塗り分けられています。大きな黒い帽子は背景の朱色と相まって2人の顔を浮き立たせています。後ろの女性と比べて前の女性には表情がありませんのでもしかすると人形なのかもしれません。繊細な線描と大胆な色彩が見事に調和しています。