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その32:ルーベンス展-バロックの誕生

*基本データ

場所:国立西洋美術館

行った日:2018/12

展覧会 URL ⇒ルーベンス展―バロックの誕生|過去の展覧会|国立西洋美術館 (nmwa.go.jp)f:id:descri:20210620163424j:plainペーテル・パウルルーベンス《聖アンデレの殉教》(部分) 1638-39年 

ルーベンス展―バロックの誕生 - 文化庁広報誌 ぶんかる (bunka.go.jp)

306×216cm、イエス・キリスト12弟子の1人、アンデレ殉教の場面を描いた作品。✖字型の十字架に架けられたアンデレ、馬に乗った総督、座り込んだ総督の妻がドラマチックに描かれています。総督は妻や民衆の反対により処刑を中止しようとしますが、画中の天使は殉教の証である「棕櫚の葉と冠」を手に登場しています。江戸時代にこのような絵画が描かれていたことを思うと西洋美術の歴史の深さを考えざるを得ません。 

f:id:descri:20210713195831j:plain国立西洋美術館のギザギザのロゴマークは「National Museum of Western Art」の頭文字から考えられたそうです。